いつも通りにYouTubeに動画を投稿しようと思ったら、「著作権の申し立て」という通知が来ててビックリしていませんか?
不安になったり、焦ったりしている人もいるかもしれませんが、ひとまず「著作権の申し立て」に関しては慌てる必要が無いので一旦冷静になりましょう、
ちなみに、自分はゲーム実況チャンネルを運営しているのですが、ちゃんとゲーム会社やゲームタイトルのガイドラインを確認し、そのルールに沿って動画作成をしていたにもかかわらず「著作権の申し立て」が来てしまいました。
なので、今回はその時に経験した事・学んだ事を元に、YouTubeから著作権の申し立てが来た時の対応方法を共有していきたいと思うので最後まで確認していって下さい。
目次
まずはどういった事が原因で著作権の申し立てが来ているのか、その内容を確認していきましょう。
YouTube Studioで「コンテンツ」の項目をクリックして動画一覧を開き、著作権の申し立てが来ている動画を探してください。
見つける事ができたら「著作権の申し立て」にカーソルを当てると、どういう状況になっているのか簡単な説明文が表示されるのでその内容を確認して下さい。
確認できたら「詳細を表示」をクリックします。
すると、より詳細な情報を確認できる画面が表示されます。
まず画面上に記載されている内容を確認すると、
・動画は収益化できない
・この動画の Content ID(著作権)に関する申し立てはチャンネルのステータスに影響しない
・著作権侵害の警告ではない
という事がわかるかと思います。
どういう意味なのか分からない人もいると思うので詳しく解説しますが、そのためには「著作権の申し立て」と「著作権侵害の警告」この2つについて理解する必要があります。
まず「著作権の申し立て」は警告よりも深刻度が低い注意のようなもので、動画が収益化できないペナルティだけを受けてしまいます。
ただ「著作権侵害の警告」は「著作権の申し立て」よりも深刻度が高くなっており、初回であれば事前警告として取り扱われ、そこまで重たいペナルティを受けることは無いですが、
・著作権とは何か
・YouTubeではどのように著作権が保護されているか
このような事を学べるコピーライトスクールを受講する必要が出てきます。
ただ、コピーライトスクールを受講したにもかかわらず、その後も警告を複数回受けてしまうと収益化に影響が出るおそれがあります。
さらに、今まさに行っているライブ配信がYouTube側の判断で著作権侵害によって削除された場合は、ライブ配信の利用が7日間制限されるペナルティを受けてしまいます。
もしも、著作権侵害の警告を3回受けた場合は、アカウントと関連付けられているチャンネルがすべて停止されたり、アカウントにアップロードされたすべての動画が削除されたり、新しいチャンネルも作成できなくなるので注意が必要です。
ちなみに「著作権の申し立て」はチャンネルのステータスに影響しないと記載されていましたが、「著作権侵害の警告」を受けた回数によるペナルティを受けることは無いという意味になるので覚えておきましょう。
「著作権の申し立て」と「著作権侵害の警告」に関してはYouTubeヘルプでも詳しく解説されているので、気になる場合は確認してみて下さい。
>>YouTubeヘルプ「Content ID の申し立てとは」
>>YouTubeヘルプ「著作権侵害の警告に関する基礎知識」
次に画面下にある「使用されたコンテンツ」と「申し立てタイプ」を確認すると、どういったコンテンツが使用されている事で「著作権の申し立て」が来ているのか確認できるようになっています。
さらに「動画への影響」を確認すると、動画が収益化ができない・著作権者に広告収入が支払われるという事を確認できますし、動画内のどの部分が対象となっているのかも確認できます。
今回は1つの例として実際に自分が投稿したゲーム実況動画の内容で解説していますが、ちゃんとゲーム会社やゲームタイトルのガイドラインを確認し、そのルールに沿って動画作成をしていました。
それなのにゲーム内で使用されていた楽曲が著作権に引っかかって「著作権の申し立て」が来てしまったんですよね。
他には商用利用可能なフリー音源を配布しているサイトからダウンロードした音楽を使用したのに「著作権の申し立て」が来てしまったという事もあります。
これらに関してはゲーム実況者だったり動画投稿者の間でよくあるパターンとなっています。
ただ、投稿している動画の内容によっては、これ以外の事が原因で「著作権の申し立て」がくる場合があるので、その時は状況に応じて対処して下さい。
しかし、状況によってはその内容が誤りだと思う時もあるかと思います。
その時は「操作を選択」という項目から「異議申し立て」を行えるようになっているので、画面の指示に従って操作して下さい。
もしも、「著作権の申し立て」が合っている・同意できると思うのであれば対処法としては3つあるので解説していきますね。
まず1つ目の対処法はそのまま放置するという方法です。
これはあくまで申し立てとなっており、著作権侵害の警告では無いので、
・動画が収益化できない事
・広告が勝手に挿入されて著作権者に広告収入が支払われる事
これを受け入れられるのであれば、そのままにしてても問題ありません。
次に2つ目の対処法は該当部分を編集する方法です。
実際に「操作を選択」という項目をクリックすると、
該当箇所をカット(削除)したり、他の曲に変更したり、ミュートにする事が可能です。
この動画を収益化したいと思っているのであれば、これらの機能を活用して編集してみて下さい。
ただ注意点として、該当部部だけをカットしたり、曲を変えたり、ミュートにする事になるので、どうしてもその部分だけ不自然になってしまいます。
なので、そういった事が嫌なのであれば、1度動画を削除するのはもちろん、編集データを呼び出して該当部分の編集を行い、違和感の無い状況にする事ができたら出力してアップロードし直すと良いでしょう。
次に3つ目の対処法は収益を分配してもらうという対処法です。
これはYouTubeのパートナープログラムに参加している(収益化している)人のみ可能となっているのですが、動画内の音楽が「著作権の申し立て」を受けた場合に音楽出版社と収益を分配できることがあります。
ただ、自分はこの方法をやった事が無いのでどのようにしたら収益を分配してもらえるのか詳しくはわかりません。
一応、YouTubeヘルプを確認すると、これに関して詳しく解説されているページがあったので、気になる人はチェックしてみて下さい。
>>YouTubeヘルプ「対象となるカバー曲の動画から収益を受け取る」
ここまで「著作権の申し立て」とは何なのか、どうやって対応したら良いのか解説してきました。
ただ、「著作権の申し立て」を受けたとしても収益化ができなくなる・広告挿入されて収益が著作権者に支払われるというペナルティしか無いです。
なので、まさかとは思いますがこれを悪用しようなんて思っている人はいませんよね?
例えばゲーム実況をやっており、登録者が1000人未満で収益化ができていない状況だったとします。
そんな時に再生回数やチャンネル登録者数を増やしたいという理由で、わざと著作権で保護されているムービーを切り抜き、自分オリジナルの付加価値を付ける事なくそのままアップロードするといった考えです。
言っておきますがそれは絶対にやめるようにして下さいね。
参考動画の場合はわざとその部分を動画化したわけではありませんし、動画全体の内の一部が対象となっているだけなので、
・動画が収益化できない
・広告が勝手に挿入されて著作権者に広告収入が支払われる
これでお咎めなしって言われているようなものです。
明らかに著作権で保護されているムービー部分だけを切り抜き、自分オリジナルの付加価値を付ける事なく投稿していたりすると悪質とみなされ、「著作権侵害の警告」を受けてしまって、より重いペナルティを受ける可能性が高いです。
この、自分オリジナルの付加価値を付ける事なく投稿するということについては、各ゲーム会社やゲームタイトルのガイドラインにも記載されている事が多くなっています。
詳しい情報はこちらのページで解説しているのでチェックしてみて下さい。
今回はYouTubeから著作権の申し立てが来た時の対応方法について解説しました!
ちなみに、YouTube/ゲーム実況で稼ぎたい人向けに自分が実際に経験してきた・学んできたノウハウを無料メール講座の方で情報発信しています。
ブログ以上に濃密な情報をお届けしているので気になる方の登録ページをチェックしてみて下さい。
ゲーム実況サポーター
しふぁ
「1人でゲームするのは面白くない!」というのがキッカケでYouTubeで「しふぁチャンネル」というゲーム実況チャンネルを運営開始。約1年4ヶ月で収益化達成。その経験を元に自分と同じようにゲーム実況を始めたい人向けにやり方を解説するブログと第2のYouTubeチャンネル「しふぁの作業部屋」も運営開始。こちらは3日に1本・たった4ヶ月の動画投稿で収益化を達成。2023年1月時点で登録者5万人を突破。このブログではこの2つのチャンネルで収益化できた経験や実践してきた事を情報発信しており、YouTube/ゲーム実況で収益化したいと思っている人をサポートしています。詳しいプロフィールはこちら!
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