説明欄とは投稿した動画の下の部分に表示される欄のことで、動画の説明や他の動画、SNSのリンク、ハッシュタグなどを記入できるようになっています。
説明欄を上手く活用すると、検索結果に自分の動画が表示されやすくなったり、説明欄を経由して動画の再生数を伸ばす効果も期待できるので、しっかりと記入するようにして下さい。
この説明欄を上手く活用できていないチャンネルは非常に多いので、しっかりと入力を行って他のチャンネルと差別化をしていきましょう。
ちなみに、説明欄と似た言葉で「概要欄」という言葉があります。
1度は聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。
この概要欄は以下の画像のように、自分のチャンネルの「概要」タブをクリックしたときに表示される画面のことを言います。
昔は動画の説明欄の部分も概要欄と言われていたのですが、数年前から説明欄と概要欄にハッキリと分かれました。
ただ、このこと知らないのか、それとも概要欄で慣れてしまっているのかわかりませんが、動画の説明欄のことを概要欄と間違えて言っているクリエイターもいるので注意が必要です。
もしも説明欄と概要欄の違いを知らなかった場合は、ここでしっかり区別するようにして下さい。
※概要欄はチャンネル運営においてあまり関係無いので、好きなように書いてもらってOKです。
目次
それでは説明欄の書き方を解説していきますが、記入して欲しいことを先に言っておくと、
これら6つのことは最低限記入してもらえたらと思います。
説明欄の1番最初には投稿する動画がどんな内容になっているのか、動画の説明文を記入して下さい。
特に説明欄の最初の3行、約120文字は検索結果に大きな影響があるので、1番狙っている検索キーワードを盛り込んで動画の説明を書きましょう。
それ以上をオーバーしても検索対策としての効果はあるので、タイトルを作成するときに使用したメインのキーワードとラッコキーワードで調べた関連キーワードを使いつつ、説明文を記入して下さい。
参考例としてこちらのページで解説しているタイトルの付け方で解説した動画を基に説明していきますが、タイトルを付ける時に使用したメインのキーワードと関連キーワードは以下のようになっています。
特に説明欄の最初の3行くらい(約120文字)は検索結果にも影響してくるので、これらのキーワードを使いつつ動画の説明文を記入してみてください。
実際に書いた動画の説明は以下のような感じです。
このようにキーワードを盛り込みながら動画の説明を書いてみましょう。
次に動画内で紹介した他の動画や見て欲しいおすすめ動画、再生リストのリンクを入れておくと、説明欄を確認した視聴者さんがリンクを経由して動画を見てくれる確率が高まるので、再生数UPを狙うことができます。
できるだけ説明欄の上部に記載されていた方が目に入りやすいので、動画の説明を書いた後に入れるのがおすすめです。
ちなみに、各リンクの貼り方を解説しておきますが、動画リンクの場合は動画を開いたときに「共有」というボタンがあるのでこちらをクリックすると、
このような画面が表示されるので「コピー」をクリックしてURLをコピーし、説明欄に貼り付けるようにして下さい。
次に再生リストのリンクについては、YouTube Studioの画面左にある「再生リスト」をクリックすると、作成している再生リストを確認できるので、説明欄に追加したい再生リストにカーソルを合わせ、ペンマークの「YouTubeで編集します」をクリックします。
次に矢印マークの共有ボタンをクリックすると、
動画のURLが記載された画面が表示されるので、「コピー」をクリックしてURLをコピーしたら、説明欄に貼り付けるようにして下さい。
次に自分や他の人のYouTubeチャンネルのリンクを貼りたい場合は、チャンネルのホーム画面に移動して、ブラウザに表示されているURLをコピーして説明欄に貼り付けるようにして下さい。
やり方としては非常に簡単で、先ほどYouTubeチャンネルのリンクをコピーしたと思いますが、その後ろに「?sub_confirmation=1」を追記するだけでチャンネル登録を促す画面を表示させることができます。
実例を見せると、以下のリンクが「しふぁの作業部屋」の通常のリンクになりますが、
https://www.youtube.com/channel/UCE7blD9XJY_RM0dG7Gs_LOA
このリンクの後ろに「?sub_confirmation=1」を追記すると以下のようになります。
https://www.youtube.com/channel/UCE7blD9XJY_RM0dG7Gs_LOA?sub_confirmation=1
必要であれば「?sub_confirmation=1」を追記してチャンネルのリンクを記載してみて下さい。
次に動画目次についてですが、説明欄に「00:17」というように半角文字で動画の時間を記載しておくと、タイムスタンプという青いリンクに変化します。
このタイムスタンプをクリックすると、動画時間の17秒の場所から再生できるので、説明欄に記載しておくと動画目次として活用することが可能です。
また、動画のパートごとに目次を作成しておけば、視聴者としては必要な情報をすぐに確認できますし、投稿者としても目次に検索されるキーワードを入れることで検索対策を行うことができます。
ちなみに、タイムスタンプを入力して簡単な目次を入力するだけでなく、特定の条件に気を付けながら目次を作成することで、さらに便利な「チャプター機能」を利用することが可能です。
このチャプチャー機能は動画のタイムバーの上の部分や動画時間の横に目次で入力した表題が表示されますし、タイムバーも作成した目次の時間で分かれるようになっています。
より一層、動画内で解説されている内容がわかりやすくなるので、普通の動画目次でも良いですが、チャプター機能を使用した動画目次を作成するのがおすすめです。
さらに、投稿者側にもメリットがあり、このチャプター機能で作成された目次があると、検索結果で自分の動画が表示された時に動画のチャプターが表示されます。
通常の動画よりも目立ちやすくなるので実際にチャプター機能を活用していきましょう。
※反映されるまで時間がかかるので、設定してもすぐに表示されないことがあります。
それでは実際のやり方を解説しますが、まずは動画のパートごとに開始時間(タイムスタンプ)と目次の表題を説明欄に記載していきましょう。
このときに注意するべき条件を言っておきたいと思いますが、
これらのことを守って記入するようにして下さい。
ただ、状況によってはチャプター機能が上手く機能しないことがあり、違反警告があるチャンネルや一部の視聴者に対して不適切なコンテンツを投稿していると、チャプター機能が利用できない場合があります。
心当たりがある場合はチャプター機能を利用できないので注意して下さい。
しかし、違反警告や不適切なコンテンツが無いにもかかわらず、チャプター機能が利用できないという報告もあったりします。
何か別の条件がある可能性がありますが、YouTubeヘルプ等を確認しても記載がないので原因がわかりません。
もしも条件を守れているのにチャプター機能が利用できないならば、チャプター機能の利用を諦めるようにして下さい。
ただ、動画目次を入れることによる利便性や検索対策の効果は見込めるので、しっかりと記入するようにしましょう。
次にTwitterなどのSNSのリンクについてですが、実際にYouTube以外のSNSをやっているのなら、説明欄経由で見に行ってくれる視聴者さんもいるので記載しておくのがおすすめです。
YouTube以外のSNSをやっていないのであれば記入する必要はありません。
ちなみに、SNSを使うときにめちゃくちゃ大事なことがあるので、ここで詳しく言っておきたいと思います。
ちょっと説明欄の話からズレてしまいますがしっかり確認して下さい。
まず、今回のようにYouTube→Twitterというように視聴者さんを流入させるのは全然問題ありません。
しかし、Twitter→YouTubeというように全く違う他の媒体からYouTubeに視聴者さんを流入させるのはやめて下さい。
YouTubeはその人の再生履歴を基に、おすすめ動画や関連動画に表示させる動画を決めています。
例えばTwitterの場合はいいね・リツイートで全く関係の無い人にもツイートが拡散されますが、何らかのツイートでバズってしまい、不特定多数の人に自分のツイートが表示されたとします。
そのバズったツイートが自分のYouTubeチャンネルを紹介するような内容になっていたり、バズったら宣伝して良いみたいな風潮があるので、そこでYouTubeチャンネルの宣伝をしたり、プロフィールにYouTubeチャンネルのリンクを記載しているとどうなるかわかりますか?
恐らく多くの人が気になってあなたのYouTubeチャンネルを開き、数本の動画を見てくれる可能性がありますよね。
そういう影響で一時的に再生数が増えることもあり、SNSで宣伝して再生数を増やそうと言っている人もいるのですが、最初は良くても後から地獄になるのでやめて下さい。
バズったツイートを見て自分のチャンネルを見に来てくれた人の全員が自分の動画に興味があるかと言われたらNOですよね。
なぜかと言うと、自分で検索して見つけた動画ではなく、たまたまタイムラインに流れてきたツイートを見かけて興味本位で開いてみたYouTubeチャンネルの動画になるので、数本動画を見ても興味を持たないことがほとんどです。
これがYouTubeを見ているときに表示されたおすすめ動画・関連動画ならば、YouTubeが再生履歴を基に動画を表示しているので問題ありません。
しかし、Twitterという別媒体から見に来る人の場合、再生履歴に関係無く自分の動画が見られてしまうので、普段ゲーム系の動画を見ない人にも自分の動画が見られてしまう恐れがあるんですよね。
実際にYouTubeで自分の動画を再生した場合、その人の再生履歴に自分の動画が残ってしまうので、今後その人のおすすめ動画や関連動画に自分の動画が表示されるようになります。
ただ、ツイート経由で動画を見た全員が自分の動画に興味があるわけでは無いので、表示されてもクリックして再生してくれないことが多いです。
そうなると、
「再生履歴を基におすすめしているのに全然再生されない…この動画は悪い動画だ」
という判断をYouTubeが下してしまい、おすすめ動画や関連動画に表示されにくくなってしまいます。
このように一時的な再生数を求めてしまうと、後から痛手を受けることになるので、Twitterなどの全く違う他の媒体からYouTubeに視聴者さんを流入させるのはやめて下さい。
YouTubeを伸ばしたいのであれば、基本的にYouTubeだけで勝負するようにしましょう。
ちなみに、SNSではありませんが、Google検索→YouTubeの動画という流れに関しては、特定の悩みについて自分で検索してその動画を見ているので、その場合は何も問題無いです。
また、YouTubeで解説している内容と同じブログ→YouTubeの動画という流れに関しても同様です。
要するに、
「明確な意思も無く、何気なく見ていたSNSに表示されたYouTubeのリンクをクリックして動画を見られるのがNG」
ということなので覚えておいてください。
動画ネタによっては、他のチャンネルでも同じネタで投稿されている場合があります。
そのような他の人の動画で関連する動画を説明欄に記載しておくと、その人の動画の関連動画に自分の動画が表示されやすくなる効果があるので説明欄に記載しておくのがおすすめです。
さらに、その動画のタイトルも一緒に記載しておくと、検索されるキーワードが含まれていることもあって、検索上位に表示されやすくなる効果も見込めます。
大体3~5つほど説明欄に記載しておくのが丁度良いので、同じ動画ネタで投稿している動画をピックアップして記入してみて下さい。
ちなみに、できるだけ再生数が多い動画を記載して、関連動画に自分の動画が表示される確率を高めるようにしましょう。
ただ注意点として、説明欄に他の人の動画を記載する以上、変な紹介の仕方をするのは絶対にNGです。
ライバルチャンネルの動画になるので、自分の動画の説明欄で紹介するのは何か嫌だなと思う気持ちもわかります。
ただ、その人の動画があるおかげで、関連動画に自分の動画が表示されやすくなるので、むしろ良きライバルであり仲間と言っても良いくらいです。
別に「おすすめの動画だよ!」とベタ褒めする必要性はありませんが、「他の人の動画で関連する動画」みたいな感じで普通に紹介する感じでOKです。
ちなみに、他の人の動画で関連する動画が無い場合は無理して入れる必要はありません。
全く関係の無い動画を入れたとしても効果は見込めないので注意しましょう。
※他の人の動画URLを説明欄に貼るときは、その投稿者に対して掲載の許可を取る必要はありません。
次にハッシュタグについてですが、動画のタイトルの上に「#○○」というリンクを見たことがありませんか?
これはハッシュタグと言うのですが、同じハッシュタグが付けられた動画を探すことができる機能となっています。
この機能は説明欄の中に半角「#」に続けて言葉を記載すると、最大3つまでハッシュタグとして表示させることが可能となっています。(「、」や「・」などの記号は入れないでください)
ちなみに、ハッシュタグに関しては説明欄の最後に入れるのがおすすめです。
ただ、自分はこのハッシュタグを使って動画を検索した経験がほとんど無かったので、実際に視聴者さんにハッシュタグを使って動画を探したことがあるのかアンケートを取ってみました。
すると、822票も集まったのですが、ハッシュタグを使用しているという人は全体の約1割という結果になったんですよね。
このハッシュタグは同じハッシュタグが付けられた動画を探すことができる機能となっていますが、この結果を見るにあまり意味が無いということは明白です。
仮にゲーム名でハッシュタグを入れていた場合、そのハッシュタグで検索されたとしても、同じハッシュタグが付けられた他の人の動画も表示されるので、その中から自分の動画を選んでくれる確率を考えるとものすごく低くなります。
また、一部の情報ではこのハッシュタグは検索結果にも影響を及ぼすみたいな情報がありますが、他に様々な検索対策を施していますし、実際の経験上、ハッシュタグで検索対策をしなくても余裕で上位表示が可能なので、ハッシュタグで検索対策する意味は無いです。
このことから、ハッシュタグを使用するのであれば通常の使い方ではなく、お知らせや宣伝目的で使用することを自分は推奨しています。
本来であればハッシュタグは3つまで入れられますが、自分の場合はあえて1つだけ使用し、
「説明欄やTwitterもチェックしてみてね」
というように、説明欄や他の媒体を見るように誘導する文章を入れています。
こうすると、説明欄を見てみようかなと思ってくれる視聴者さんが少なからず増えますし、説明欄に記載している動画をチェックしてくれたり、TwitterなどのSNSに誘導できる可能性も高まるので、実際にこのような使い方をしてみて下さい。
今回はYouTubeの説明欄の書き方として6つのポイントを解説しました!
ちなみに、YouTube/ゲーム実況で稼ぎたい人向けに自分が実際に経験してきた・学んできたノウハウを無料メール講座の方で情報発信しています。
ブログ以上に濃密な情報をお届けしているので気になる方の登録ページをチェックしてみて下さい。
ゲーム実況サポーター
しふぁ
「1人でゲームするのは面白くない!」というのがキッカケでYouTubeで「しふぁチャンネル」というゲーム実況チャンネルを運営開始。約1年4ヶ月で収益化達成。その経験を元に自分と同じようにゲーム実況を始めたい人向けにやり方を解説するブログと第2のYouTubeチャンネル「しふぁの作業部屋」も運営開始。こちらは3日に1本・たった4ヶ月の動画投稿で収益化を達成。2023年1月時点で登録者5万人を突破。このブログではこの2つのチャンネルで収益化できた経験や実践してきた事を情報発信しており、YouTube/ゲーム実況で収益化したいと思っている人をサポートしています。詳しいプロフィールはこちら!
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